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最近のワタシ [diary]

・・・スミマセン、すっかりご無沙汰モードが板についてしまいました(汗)。
今は新しい仕事を探したり、デザインフェスタに向けて絵を描きためたり
ボケーッと過ごしていた日々が一変し、
将来的な目的が出来たぶん、大変ではあるけど精神的には充実しています。
今回のデザインフェスタには絵を出品予定なのですが
ノルマが10枚なのに、描く題材がまだ2個くらいしか決まってません。
テーマ的にはわりとはっきりしてるんですが、
なにせ描き始めるのが遅いのではやく着手しないとまた冷や汗をかきそう。
イメージ的にはシャルル・アナスタスをちょっと病的にしたカンジ?
なので今回は鉛筆画+色鉛筆画+ペン画を出すつもりです。
狙いどおりに行かなかったとしても
最終的には美しい仕上がりになればいいなぁと思ってます。
とにかく”カタチにしよう!!”
(「プロジェクト・ランウェイ」のティム・ガンの決め台詞・笑)

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10年くらい前に描いた絵ですが(汗)、こういうタッチでもっとダークな絵が描きたい。
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マリアンヌ・フェイスフル! [cinema]




「あの胸にもういちど」のマリアンヌ・フェイスフルが、幼い孫を助けたい一心で飛び込んだ未知の世界で新たな人生を見つける初老の女性を演じるハートフル・ドラマ。孫の手術費を稼ぐためそれまで無縁だった性風俗店で働き始めた主人公を巡って繰り広げられるホロ苦くも温かな人間模様をユーモラスなタッチで綴る。共演に「アンダーグラウンド」「美しき運命の傷痕」のミキ・マノイロヴィッチ。監督はCMディレクターとして活躍し、本作が長編2作目のサム・ガルバルスキ。  ロンドン郊外の小さな町。平凡な人生を送ってきたまじめな主婦のマギー。そんな彼女の最愛の孫、オリーは難病に苦しんでいた。そしてある日、6週間以内にオーストラリアで最新の手術を受けなければ助からないとの宣告を受けてしまう。息子夫婦にそのための費用を工面する余力はなく、マギーは自分が何とかしなければと金策に奔走するが、どれも上手くいかない。そんな時、偶然目にした“ホステス募集・高給”の貼り紙に釣られ店を訪れる。ところがそこはセックスショップで、マギーの手を見たオーナーのミキからは、壁の穴越しに手で男をイカせる仕事をあてがわれる。一度は逃げ出したものの、孫のためと覚悟を決めその“仕事”を始めたマギーだったが、意外にもゴッド・ハンドと評判を呼び、たちまち売れっ子になっていく。

公開時話題になっていた「やわらかい手」がWOWOWで放映されたので観てみました。
こういう突飛な行動に出るのって昔の「フル・モンティ」を連想させますね、確かに。
だけど、あの作品のようなコミカルな要素はほとんどなく、
今作の雰囲気は、いかにもイギリスといった重く暗い空の色が象徴しているかのよう。
オーストラリアで手術が必要な愛する子供のため費用を工面したいのに、
その当てがなく途方に暮れる両親。
そんな絶望的な状況のなか諦めないのがマリアンヌ・フェイルフル扮するマギーおばあちゃん。
絶望のあまり諦めモードの息子夫婦を尻目に、
働く当てなど全くないにも関わらず仕事を探しまわるど根性ぶり。
そんななか飛び込んだのがいわゆる風俗なわけですが、
そこで自分も知らなかった新たな才能を発揮し、
瞬く間に稼ぎ頭になってしまうというのはちょっと出来過ぎな気もしますが、
まぁこれは映画だし、ある程度現実離れしていてもご愛敬かな、と。
誰かもこの映画のコメントで書いてましたが、これは主人公マギーの成長物語に思えます。
長年夫に従い続け夫が亡くなったあとは、
近所の同世代の主婦たちとなんとなく言われるがまま暇を持て余していたマギーが
ある世界に飛び込むことによって殻を破り、自ら望んだ人生を選択して生きていく訳ですから。
正直、オーナーのミキとの恋愛は有りなんだろうか?とも思うのですが、
もしかしてこんな大人の恋愛も有りかなと納得させてしまうくらいマギーが生き生きと輝いて見えるんです。
コレはひとえにマリアンヌ・フェイスフルの存在感のなせる技なんじゃないでしょうか。
一見着ぐるみを着てるようなぽっちゃり体型のおばさんなんですが、
目にとてつもなく強靭な力強さが宿っていて、なんとなくただのばあちゃんじゃないなぁというか、マリアンヌ・フェイスフルが今まで辿ってきた人生が瞳の奥に宿っているような印象を受けました。
この映画でちょっと気になったのは、
孫のために一肌脱いだ母親を息子がなぜあそこまで嫌悪感をあらわにしたかということ。
自分は子供のために何もできず手をこまねいていたくせに、
愛する孫のためにしたその行為自体を毛嫌いする息子の反応には正直ムカっときました。
もしかして自分が工面できなかった費用を、
いとも簡単そうに持ってきた母親への反発心なんでしょうか。
なんかこの親子にもいろいろな確執が見え隠れしているような、そんなシチュエーションでした。
他にも気になる点がいくつかありますが、
主演のマリアンヌ・フェイスフルの力強さに圧倒されてしまい
そんな細かい部分はもぅどうでもいいやと思わせるだけの存在感ぶりなのでした。

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マリアンヌ・フェイスフル、今はおばさんでも昔はこんなに美少女だったんです!!


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’08年のマイベスト10(映画) [cinema]

やっとブログを再開したことですし、勢いにのって連日アップです(^ ^)
ところで!!ワタシの大好きな女優のズーイー・デシャネルが婚約を発表したそうです。
お相手はなんとデスキャブフォーキューテーのVo.ベン・ギバードだそうです。
ミュージシャン繋がりっというのがなんともズーイーっぽいです。
http://cinematoday.jp/page/N0016435

で、本日は年末ということで一年を振り返り、今年一年観た映画のなかでマイベストを決めたいと思います。
毎年手帳に観た作品をメモるようにしていたんですが、
今年はサボってしまい、途中からiPodのメモ機能に書き込み始めたので、観たのに忘れてしまった作品もありそう(汗)。そんな中から今年観たなかでお気に入りの作品を挙げていきます。
以下がそのリストです。

①落下の王国
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・・・映像のマジックもさることながら、アレクサンドリアを演じたカティンカちゃんにもうメロメロで、ワタシの中の’08年主演女優賞は彼女に決定(笑)。めくるめく映像絵巻も圧巻で、この作品は劇場で観て大正解でした。

②アクロス・ザ・ユニバース
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・・・「タイタス」「フリーダ」とエネルギッシュな作風のジュリー・テイモア監督による、全編ビートルズナンバーに彩られたミュージカル風青春映画。ビートルズの楽曲とストーリーが違和感なく溶け合ってるのも素晴らしいです。

③イースタン・プロミス
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・・・前作の「ヒストリーオブバイオレンス」に引き続きヤクザものを作ったクローネンバーグ。いつもの変態描写は影をひそめ万人受けするような作風だったのにも驚いたけど、こんなにシンプルに描いても非常に良い出来になってることにも驚きました。クローネンバーグ、ただの変態じゃなかったんですね(笑)。今回の勝因はなんといってもキャスティングの妙。ヴィゴ・モーテンセンのなりきり演技も舌を巻きましたが、ロシアンマフィアのボスの息子を演じたヴァンサン・カッセルなんてあまりにピッタリ過ぎて観ていて本当に痛快でしたもん。ヒロインのナオミ・ワッツはもう少し若い女優が演じても良かった気がしますが、演技的に好きな女優さんですし、ヴィゴ・モーテンセンとの相性も良かったと思います。とにかくクローネンバーグ、監督の力量をまた見直しました。次回作が楽しみです。

④腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
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・・・主演のサトエリがハマり役で良かったのもありますが、登場人物がみな歪んでるのがブラックユーモア好きなワタシにはかなりツボでした。こんな痛快なブラックコメディが作れる人が日本にいたのが嬉しかったし、この映画の世界はまさにワタシの大好きな世界です。

⑤おくりびと
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・・・これは本木雅弘ことモッくんの熱意によって生まれた作品なんじゃないでしょうか。その情熱に突き動かされた人たちがまた才能を遺憾なく発揮したんだと思います。特に山崎努、余喜美子の存在感は秀逸。こんなにも存在感たっぷりの演技ができる俳優がまだ日本にいたことも嬉しかったです。日本の映画産業も捨てたものじゃないですね。

⑥ホット・ファズ
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・・・エドガー・ライトとサイモン・ペグのコンビならやっぱり前作の「ショーン・オブ・ザ・デッド」の方が好きなのですが、爽快なまでのテンポの良さと英国ならではのナンセンスギャグでグイグイ引き込まれました。前作ほど思い入れが強くないのは個人的にアクション映画がさほど好きじゃないためでしょうか。それにしてもサイモン・ペグとニック・フロストのコンビネーションは前作に増して最強。大好きなコンビです。

コントロール
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・・・大好きなアントン・コービンの初長編作品だったのもあり、期待大で大興奮しながら観た作品でした。2月ごろに観たせいか当初の興奮は冷めましたが、英国の特にマンチェスターの音楽が好きなワタシには特別な作品。イアン・カーティスを演じたサム・ライリーの熱演も印象深かったですし、静かにフェイドアウトしていくラストも気に入ってます。

⑧4分間のピアニスト
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・・・この作品の素晴らしさはなんといってもラストの4分間に集約されています。話自体はそれほど心を動かされるものは感じませんでしたが、ラストの4分間の演奏シーンはもう圧巻。ストーリー以上に音楽の持つ威力に圧倒されました。

地上5センチの恋心
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・・・「アメリ」的おとぎ話の要素がたっぷりなのですが、この作品が良いのは主人公のキャラクターでしょうか。決して裕福な環境とは言えない中年の主人公。カトリーヌ・フロが演じるとこれがとてつもなく魅力的でチャーミング。中年のおばさんがこんなにキュートに見えた作品もめずらしいかも。暗くて重い陰鬱な作品が多いと思われがちな仏映画だけど、こんなにも心がホッとするような作品が観られるのが懐の深さでしょうか。しかもちゃんとエンターテイメントな内容だし。といは言いつつ舞台はベルギーだったりするんですが。

⑩ボラット
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・・・サシャ・バロン・コーエンのコメディアン魂に脱帽。イノセントなキャラのボラットになりきり”ここまでやるか!!”というさまざまな珍事を巻き起こし、アメリカ全土に嵐を呼びます。「ベイウォッチ」のパメラ・アンダーソンに恋してアメリカ横断する姿も個人的には非常にツボでした。

<次点>
ジェーン・オースティンの読書会
ぼくの大切なともだち
イタリア的、恋愛マニュアル

というわけで今回が今年最後の更新になります。
サボり気味なブログでホントにすみませんッ(汗)
よろしければ引き続き来年もどうぞヨロシク[ぴかぴか(新しい)]
’09年がみなさまにとって素晴らしい一年になりますように。


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今月観た3本 [cinema]

このブログ始まって以来、更新するのに1ヵ月も空けてしまいました。
書きたいことはいろいろあったんですが、書く気力が湧いてこなかったみたいです。
こんな調子で来年もこのブログを続けていいものか迷いもあります。
止めようか、ちょっと趣向を変えようか、なにか変えていかないと中だるみしてる気がしますし。
ブログだけじゃなく、来年はいろいろと変化してみたいなぁと思っています。
まわりはどんどん変化していくのに、自分だけずっと足踏み状態のままなので。

ところで年の瀬も押し迫ってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
わたしは今月、劇場で3本映画を観て来たので
3本まとめて感想を綴ってみたいと思います。

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まず1本目は公開を待ちわびていた作品、ミヒャエル・ハネケ監督のハリウッド版「ファニーゲームU.S.A.」。セルフリメイクで、キャストがナオミ・ワッツとティム・ロス、マイケル・ピットと聞けば
いやがおうにも単館映画好きの血は騒ぐわけで(笑)。
オリジナルの方を初めて観たときは悪趣味だけど、まるでバーチャルゲームをしているかのような
徹底した暴力と殺人描写に逆に爽快感すら感じたものですが、
今回のはハリウッドバージョンだけあってキャストが豪華で、しかも演技派。
不条理なほどの悪趣味な感覚は充分伝わって来たけど
ゲームのような爽快感は今回全く無く、役者の熱演ばかり気になってしまいました。
でもナオミ・ワッツの緊迫演技は相当な迫力です。
いたぶられ恐怖におののく姿がこんなに様になる女優だったんですね。
ってか、この人ってこういう重苦しい作品を好んで出ている傾向があるみたい。

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「ブロークン・イングリッシュ」はN.Y.に住む30代独身のキャリアウーマンとパリジャンの恋愛というテーマと、メルヴィル・プポーが出てるのにつられて(笑)観ました。メルヴィル・プポー、結構好きだったりします♪
主演のパーカー・ポージーのナチュラルな演技は好感が持てて良かったのですが、
ストーリー的には先が読めてしまう内容なのがちょっと残念。
この程度の内容ならアメリカのドラマの方がもっとクオリティが高い気がするし。
なんとなく音楽の使い方もちょっと今の感覚からズレてるというか、
音楽が映像に合ってなくて浮いてるような気がしました。
「おくりびと」を観たときも思ったことだけど、映画における音楽のポジションってとてもとても大事だなぁと改めて実感。
個人的にはデヴィッド・リンチ作品で目立ってたジャスティン・セローがモヒカン頭の浮気な俳優役で出てたのが嬉しかったです。「マルホランド・ドライヴ」の時から気になってた俳優だったんですが(顔も濃いし・笑)、彼の経歴を調べてみたら、なんと「トロピック・サンダー」で原案・脚本にクレジットされてるじゃありませんか!!!そのうち「マルホランド~」の役のように監督業にも進出しそうですね。

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「パリ」はセドリック・クラピッシュの新作。
ずばりパリがタイトルになってるし、予告を観た時点でコレは劇場で絶対観ようと決めていました。
ただジュリエット・ビノシュが今回クラピッシュ作品に初参加しているということで
ビノシュが苦手なワタシはそこがちょっと気になりました。
今回ビノシュはロマン・デュリス扮する心臓移植手術を待つ病気の弟の看護をする姉役。
ほぼノーメイクで3人の母親を持つシングルマザーを、地に足のついた演技で余裕綽綽で演じてました。
対するロマン・デュリスはいつものクラピッシュ作品で魅せていたユーモラスなキャラから一変して
今作では病に冒されたダンサーという役柄でした。
そのロマン・デュリスが向かいのアパートに住む女子大生に恋をするのですが
その女子大生役の女のコが超美少女なんです!多分クラピッシュ作品のなかでもピカイチの美少女。
メラニー・ロランという女優さんだそうで、なんでもタランティーノの次回作でブラピと共演予定なんだとか。
映画の中でロマン・デュリスや、大学教授のロランが一目ぼれするのも納得するほど飛びぬけた美少女。
世の中には理想を絵に描いたような容姿の人がいるんですねぇ。
でも役柄は彼氏がいるくせに大学教授ロランを翻弄する魔性系なのですが。
今作はパリに住む人たちの群像劇なので、いろんなストーリーが交錯していくため
ちょっと話がとっ散らかってしまったような印象を覚えたのですが、
最後のロマン・デュリスの言葉がすべてを総括していて印象的でした。
”パリにいてパリで生きていることが奇跡なのに、みなその幸運を忘れている”
そうですよね、こんなにも美しい街に住んで人生を謳歌できるなんて、なんという幸運!
でも常に不満を言ってるのがパリに住む人々の姿であり、日常なんでしょうね。
その姿を映し出すクラピッシュ監督の目線はとても愛おしそうだから。
あと「猫が行方不明」に出ていたマダムルネ役のおばあちゃんが今作に出てて思わず興奮しちゃった!
まだご健在だったのが嬉しくてひとりでニヤニヤしてしまった。マダムルネ、ハマり役でとにかく最高でしたから。
そういえばマダムルネも毎日不満ばかり言ってるばあちゃんだったなぁ。




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トロピック・サンダー 史上最低の作戦 [cinema]

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三連休も本日で終わりですね。
ワタシの連休といえば3日すべてジム三昧、あぁ色気ナシ(苦笑)。
毎日ジム直行なのも味気ないかなと思い、今日は久々に地元のシネコンに行ってみました。
ずっと公開を待ってた「トロピック・サンダー 史上最低の作戦」も観たかったし。
町山サンがポッドキャストで面白おかしく紹介してたのを何度も聴いて楽しみにしてたんですが、
やっぱり期待が高すぎたせいか、すっげー面白いのかと思ったらそれほどでもなかったです。
ベン・スティラーって映画のネタというか、着眼点はすごくイイと思うんですが
なんとなくクドいというか、えげつないというか、
ちょっと過剰でやり過ぎな演出が気になりました。
どこら辺がって言ってしまうとネタばれになっちゃうから伏せときますが
作り手側としては笑ってほしかろう場面で全く笑えないというか。
過去の作品で例をあげると、たとえば「ケーブルガイ」のジム・キャリー。
コメディ作品のはずが、ジム・キャリーのストーカーぶりがあまりに濃すぎて全然笑えなかったし。
(作品としてはともかくジム・キャリーの怪演ぶりがあまりに切実過ぎて、ワタシはジム・キャリー作品の中ではコレ結構好きだったりします)
で、今回の作品、設定としてはもっと面白くなる要素がてんこ盛りだったはずなのになんだかもったいない・・・。
トム・クルーズもあんな特殊メイクしたうえに、お尻ぶんぶん振って踊ってみせてたのに。
この作品でワタシ的に拾いモノだったのはロバート・ダウニー・Jr.ですかね。
前からちょっと気になってたけど、この作品観てさらにポイントアップです。
メソッド演技が自慢の演技派ぶった役者バカぶりが最高です。
身も心も黒人になりきって演技してる姿がステキでございました。
主演作の「アイアンマン」見逃してしまったので、DVD出たら速効観ます!!

今年もあと一か月とちょっと。
振り返ってみると、ワタシが今年観た映画って当たりはずれの差が大きかった気がします。
まず期待してた割につまらなかった作品
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

つまらなくなって(もしくは気分が悪くなって)途中で観るのをやめた作品
「ミスター・ロンリー」
「裏切りの闇で眠れ」
「ラッキー・ユー」
・・・など、もっとあった気がしますがちょっと思い出せず。
よっぽどつまらない作品でなければ一応最後まで観る主義なんですけどね。
あ、あと最後まで観たけど今年観た中で、というか今まで観た中でも相当最低だったのが
「ヴェロニカは死ぬことにした」
真木よう子が主演ということで気になって思い切って借りてみたら、あまりに酷過ぎました。
主演で頑張ってる真木ちゃんが可哀そうなくらい気の毒な出来でした。
近年日本映画ってちょっと盛り上がってるから、中身も向上してるのかと思ったけど
やっぱり作り手によりますね。まぁ日本映画に限りませんが。

そろそろ毎年恒例にしてる年間のマイベストを作るために、今年観た作品を頑張って思い出さなければ。
というわけで、マイベストテンはまた後日ということで。

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mixiにロバート・ダウニー・Jr.のコミュがあったら早速入るぞ。






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ブロークン [cinema]

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昨日は三十ウン歳の誕生日でした。
(お祝いメールをくださった方々、ありがとぅございました☆)
昨年は誕生日に残業という憂き目にあったのもあり、
今年は有給を利用して一日遊んでしまいました。
本当は遊んでいられるような状況じゃなんですけどね。
いろいろと考えなければならない個人的問題があるし。
でもせっかくの誕生日なので、昨日だけは頭をからっぽにして好きなことだけしました。
まず伊勢丹に行って、それから映画を観て、銀座のギャラリーで写真展に行って
締めは本屋でまったり。もぅ個人的には最高の休日の過ごし方です。

で、何を観てきたかというと、デビュー作の「フローズンタイム」が話題になった
ショーン・エリス監督の「ブロークン」というサスペンススリラーです。
「フローズンタイム」もDVDで観てましたが、確かに本業がフォトグラファーだけあって
どのシーンも印象的でキレイなのですが、
思ったほど中身がなくってワタシとしては期待以上の出来ではありませんでした。
「ブロークン」は予告を観てすごく気になったのと、
個人的にサスペンス映画が好きなのもあり、是非劇場で観たかった訳です。
それに全編英語の作品にめずらしくメルヴィル・プポーが出演してるのも気になりましたし。
今作はエドガー・アラン・ポーの短編「ウィリアム・ウィルソン」からヒントを得て作られたそうで
本編前のランポーのこの不気味な文章から始まります。
この文章からして尋常でない雰囲気が漂っています。
ストーリーはヒロイン(レナ・ヘディ)の父親の誕生会の最中、何の前触れもなく突然鏡が割れ
”鏡が割れると7年災いが続く”と迷信を口に出したところ
それ以降、彼らの前に不吉な影がじわじわと忍び寄ってきます。
安っぽいホラーにありがちな大袈裟な音楽で盛りたてて驚かせるというより
恐怖心を煽るような音楽でジワジワ心拍数を上げさせて、淡々と恐怖の場面を描いてるカンジ。
ここらへんはデヴィッド・リンチの作品の音楽の使い方と似てるなぁと思います。
まるで奈落の底に落ちていくような感覚になって、
これからきっと良くない出来事が起こるんだなと耳で感じますからね。
映画自体はセリフも少なければ余計な説明も一切ないので
解釈は観客に委ねられてるわけです。
ワタシの前に座ってたおばさん2人組は終わった後に
”訳がわからなくって疲れちゃった、今日は失敗だね”とボヤいておりましたが、
これにいちいち余計な説明が入ってたら怖くもなければ謎解きの楽しみもないと思うんですが。
こういうジャンルって一筋縄ではいかないようなミステリアスな要素を持ってるからこそ面白いはずなのに。
それから今作でもフォトグラファーの手腕が遺憾なく発揮されてるなと思ったのが映像の美しさ。
ロンドンの風景をあれほど美しく撮った映画は初めて観たし、
カークラッシュの映像が何度も出てきますが、思わず息をのんでしまうほど目を奪われます。
登場人物のアパートの部屋のインテリアに至るまですごくおしゃれでしたし。
ちなみにヒロインを演じたレナ・ヘディは顔のパーツから体のバランスにいたるまで完璧に左右対称なんだそうです。
確かにちょっと人間味に欠けたアンドロイドっぽい雰囲気がこの映画にぴったり。
ちなみにこの作品の映画コピー”シンメトリーサスペンス”のシンメトリーとは対称性を意味するそうです。


フローズン・タイム

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エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)

エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 文庫



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Copeland [music]

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会社の朝礼で毎月、全員が順番にスピーチをするのですが、今月のお題がストレス解消法。
自分のストレス解消ってなんだろうと考えてみたんですが、いちばん手っ取り早くストレス解消できるのはやっぱり音楽を聴くことでしょうか。いったん耳にイヤホンをつけてしまえば、まわりから隔離できるし、好きな音楽を聴くことでアッという間に自分の世界に入れるから。ワタシは毎日iPodを愛用しているので、聴いた音楽はココやmixiのマイページに更新しています。mixiにはマイラジオというコンテンツがありまして、自分の聴いた音楽を反映させることで、それと似た音楽が流れる仕組みになっていて、どんどん自分好みのラジオに育っていくオリジナルラジオなんだそうです。ときどき”コレはワタシの趣味じゃない!!”って楽曲も流れたりするんですけど、5回までスキップも可能ですし。

そのmixiのマイラジオで気になったのがCopelandです。(スチュワート・コープランドじゃありません、念のため)なんとなく前から名前だけは知ってましたが、はじめてmixiラジオでちゃんと聴いてみたらすごく気になってしまい、iTunes Storeでアルバムを視聴してみたら、もぅ電光石火のごとく自分のツボに入ってしまいました。鳥肌の立ちそうな美メロ、優しく包み込むようなハイトーンボイス、情熱的なギターの轟音、ことごとくワタシ好みな世界観に、1度聴いただけで完全にイチコロでした(笑)。ワタシが以前大好きだったサニーデイリアルエステイトと同じエモ系らしいのですが、サニーデイ~のようなヒリヒリするような緊迫感とは全く違った、甘い美メロとハイトーンボイスで天にも昇るような高揚感にもぅうっとり。前作の「In Motion」の躍動的な世界から一転して、新作の「You Are My Sunshine」の落ち着いた雰囲気にはじめはアレッ?と思いましたが、聴けば聴くほど、美しくもせつない音の虜になっていました。多分、今年買ったアルバムのなかでいちばんのお気に入りかも。音楽を聴いてこんなに胸がキュンとなったのは久しぶり。







In Motion

In Motion

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Militia
  • 発売日: 2005/03/22
  • メディア: CD



来年には日本盤のリリースも決定したようですし、それに合わせて来日してくれたらいいのにな。


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落下の王国 [cinema]

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「ザ・セル」の鬼才・ターセム監督が、世界24ヵ国以上でロケを敢行して撮り上げた絢爛豪華な愛と感動の映像叙事詩。事故で下半身不随となり、自暴自棄になったスタントマンと骨折で入院中の一人の少女の心の交流を軸に、スタントマンが少女に思いつくままに語るおとぎ話をエキゾティックかつイマジネーション溢れる映像美で描き出す。主演は「グッド・シェパード」のリー・ペイスとこれがデビューのカティンカ・ウンタルー。  1915年、ハリウッド。撮影中の事故で重傷を負い病院のベッドに横たわるスタントマン、ロイ。身体が動かず自暴自棄となり、自殺願望にとらわれていた。同じ病院に入院中のアレクサンドリアは、家族を手伝ってオレンジを収穫中に樹から落下して腕を骨折した5歳の少女。じっとしていられず敷地内を歩き回っていて、ロイの病室へと辿り着く。ロイはアレクサンドリアを呼び寄せると思いつきの冒険譚を語って聞かせる。ロイの語るめくるめく物語にすっかり引き込まれていくアレクサンドリアだったが…。

前作の「ザ・セル」の圧倒的映像世界で度肝を抜いてくれたターセム監督。その監督の新作なら絶対劇場で観ようと思っていたら、地元近くのショッピングモールのオープン記念で特別上映されていたので、ようやく観ることが出来ました。
まずオープニングロールの製作者の名前を観てビックリ。デヴィット・フィンチャーにスパイク・ジョーンズですよ!!こんな著名な映像作家2人が製作に名を連ねてるってだけでもこの映画のゴージャスさが窺えます。
いきなりオープニングのスローモーション映像からもう溜息が出るような美しさ。モノクロの映像なのですが、どうやらスタントマンのロイが馬ごと川に落下して、その馬を引き上げて救出するシーンなのですが、川に落ちた馬を救うという場面も特異な状況なんですが、それをスローモーションで世にも美しく撮影して冒頭から一気に観る者を引き込んでしまいます。
場面は一転して、病院の小児科に入院している5歳の女の子(アレクサンドリア)の視点でこの映画は語られていきます。このアレクサンドリアを演じたカティンカ・ウンタルーの愛くるしさといったら!!!(ワタシのなかでは)今まで観た映画の子役のなかで断然トップ!!あのルーマニア語なまりの英語とか、ちょっと小太りな姿や、笑うと前歯が欠けてるのが見えたりとか、もうね~とにかくすべてが愛くるしくて観ているだけで自然と顔がほころんでしまうような、本当にナチュラルな可愛さ。ハリウッドの子役スターって、妙に大人びてて垢ぬけてる雰囲気がこまっしゃくれてて可愛げがないので、ダコタ・ファニングみたいな子役を観てもちっとも可愛いなんて思いませんでしたが、この映画に出てくるカティンカちゃんのあまりにも可愛すぎる動きに、もうメロメロなワタシでした。
で、そのアレクサンドリアちゃんは家族の仕事(オレンジの収穫)をお手伝い中に木から落下して腕を骨折中。冒頭に出てきたスタントをして事故ったロイも同じ病院に入院していて、アレクサンドリアが暇を持て余して病室をウロウロしていたときにロイと知り合うわけですが、そのロイがアレクサンドリアに聞かせる壮大なお話にどんどん夢中になっていき、毎日のように病室を訪れてはお話の続きをせがむようになります。それをいいことに、ベットから動けない状態のロイはアレクサンドリアを利用するようになります。純粋なアレクサンドリアは、たとえそれが悪いことであっても、勇気を振り絞って行動します。ただお話の続きが聞きたい一心で。
お話は5人の勇者の物語で、ある権力者に愛する者を奪われた悲しみから復讐を誓った5人の壮大な叙事詩。ここからターセムの本領発揮で、今まで観たこともないような景色や建築物がバンバン登場しします。蝶が羽を広げたような孤島から象にのって海を渡ったり、木から炎が上がったあとに幹の中から森の精霊が生まれたりと、イマジネーションを見事に映像化して見せてしまう手腕もまったく色褪せてません。しかもどのシーンを観ても美しいアートのようで、美しい絵巻物を観ている感覚です。それに彩りを添えてるのは圧倒的な色彩美で印象的な石岡瑛子の衣装。彼女の衣装は主張が強いので、映画によっては浮いて見えてしまうようなのですが、ターセムの映像世界に石岡瑛子の衣装はうってつけの如く、完全に調和していました。絵でたとえるなら、自分の作品にぴったりの額装が見つかったようなカンジ。
この壮大な冒険物語に夢中になったアレクサンドリアはロイのある思惑にはまっていくわけなのですが、大人ってこんないたいけな子供まで自分の犠牲にして本当に残酷な生き物です。ところが、その純真無垢なアレクサンドリアの力で、物語の結末、そしてロイ自身も救われるわけなのですが。
劇中のお話に魂を注ぎすぎたせいか、ロイ自身についてや、看護婦のエブリンについての描写がちょっと弱い気もしましたが、主人公のアレクサンドリアの素晴らしすぎる存在感と、劇中の冒険物語の映像美に圧倒されっぱなしでした。これもDVD買い決定です。前作の「ザ・セル」の陰惨さは全くなかったのも良かったです。


ザ・セル デラックス版〈特別プレミアム版〉

ザ・セル デラックス版〈特別プレミアム版〉

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD



やっぱりターセムといえばこのR.E.M.のPVが彼の映像世界を集約してますよね。


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ハイっ、こちらIT課 [TV]

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大企業レインホルム社の地下にあるお荷物部署「IT課」は、他の部署の目が届かないことをいいことにロイとモスのオタク社員2人は自由気ままに過ごしている。そこに新たにコンピュータに関してはまったく無知な女性マネージャー・ジェンが2人の上司として赴任する…。

ファーストシーズンがWOWOWで放映されてたときから気になってまして、ようやくセカンドシーズンを途中からから見始めました。(正確にはレインホルム社の社長が急死する回から)やっぱ思ったとおり面白いですねぇ~。社長のお葬式に(待ってましたとばかりに)いきなり現れた息子の登場シーンとかもう最高!!!”ファーザーッッ!!!”って叫ぶところとかワタシも真似してみたい!けど実際やっても誰もわからんし。ってか間違いなく引くだろうし・・・。
今のところ、この放蕩息子(新社長)としゃべり方が面白いモスがお気に入りです。新社長は金持ちのいやらしいオヤジを絵に描いたようなだらしなさがキモいけど観ていて愉快だし、コンピューターおたくのモスはキャラといい見た目と言い、いかにもヲタクってカンジがたまりません。同僚のロイはジャンクフード好きな自堕落人間で、(いちおう)マネージャーのジェンはちょっと勘違い系みたいだし、どのキャラもなんとなく他人に思えない気がするんですよね(笑)。それにしてもイギリスのコメディって面白いのが多いですね。ブラックジョークが多いし、とことん突き抜けてるカンジが個人的に好きだったりします。

あまりに面白いのでYou Tubeで動画を集めてはi Podに入れる作業を一日中やってました。ホントにくだらん事がすきだな、ワタシ。これはセカンドシーズンの社長のお葬式のエピソード。例の”ファーザーッッ!!!”が見られます。



ハイっ、こちらIT課!ファースト・シーズン Vol.1

ハイっ、こちらIT課!ファースト・シーズン Vol.1

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD



ハイっ、こちらIT課!ファースト・シーズン Vol.2

ハイっ、こちらIT課!ファースト・シーズン Vol.2

  • 出版社/メーカー: キネティック
  • メディア: DVD



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’08 横トリレポ① [art]

昨日、行ってまいりました、初トリエンナーレ。
横浜と聞くと、イバラキからでは遠いイメージがありましたが、
TXのおかげで2時間弱で着いてしまうんですよね。便利になったもんです。
いつもは現代アート系の展覧会はひとりで行くパターンが多いのですが、
今回はmixiのコミュで知り合ったお友達とふたりでお出掛けしてきました。
いつものような美術館でひっそり見物するようなノリとは違って、
たくさんのアーティストをはしごしたので、
いろいろ意見を交わしながらわいわい観れて楽しかったです。

で、今回まず初めに観たのが日本郵船海岸通倉庫の会場。
今回初めてトリエンナーレに行ったのはマシュー・バーニーとオノ・ヨーコが目的でした。
’05年に金沢でマシュー・バーニーを観て以来、彼は気になるアーティストのひとり。
グロテスクで醜悪な部分もあるのに、なぜか観るものを魅きつけてやまない魅力があるんです。
何が起こるのか想像もつかないような世界を生み出すその創造性は、
一度目にしたら絶対忘れられない激しくて力強いインパクトがあります。
これから何が始まるのか全く読めない世界に、胸がザワザワすると同時に非常にワクワクしてしまうんですよね。

今回は映像での出品ということで、全編しっかり観てきました。
実は途中から上映コーナーに足を踏み入れたのですが
いきなり下半身丸出しらしき女性の放尿シーン(といってもホンモノではありません)を目撃してしまい、いったい何が起こっているのか全くつかめず(笑)。
どうやらクライマックスシーンから観始めてしまったみたいなんですが。
今回出品された作品は、大きなホールを貸し切ったオーケストラ付きで舞台さながらのライヴパフォーマンスをまるまるおさめた映像になっていました。
まずステージ上に生贄のような女性を乗せた担架を運び込み、廃車になった車の上に厳かに横たえます。
その後、犬の頭をした修理工のような大男が、車のボンネットを開けて車にとっての臓器(エンジン、モーターなど)を次々と取り出して行きます。
車には例の白いドロドロした塊が連なっていて、端には頭を黒いフィルムですっぽり覆われた女性が裸で白い塊に埋もれています。これだけでも相当異様(笑)。
その白い塊に黒と白の仕切りを入れていきます。何が起こるのか全く見えず。
周りにはブラックパンサーのような集団が楽器を手にその儀式らしきものを見守っています。
その後黒と白のアラブっぽいかぶり物をした女性が、鳥のような動きをしながらステージ上に登場すると黒の女性がゆっくりと後ろに反りかえると性器らしきものが現れ、放尿しはじめます。
続いて白の女性が立ったまま放尿し、事が終ると今度はまるで物干し竿に掛けられた布団のごとく、それぞれの色の仕切りを背にして反り返り、そのまま動かなくなります。
女性たちの儀式らしきものが終わると、今度はステージ奥から派手に飾り立てられた水牛が現れ
車に置かれた、自分と同じ毛皮の敷物に接吻させるような行為を続け、その後水牛は退場。
水牛の前に反り返って二つに折れたような女性の裸体がふたつ、黒いマスクを被った女性がひとり。
ビジュアル的にはこれがなぜか美しく見えてしまう不思議さ。
絶対あり得ないし、考えもつかない者同士が織りなす不思議絵巻というか、
これって構図と色のなせる技なのでしょうか。
そしてエンディング、マスクを被せられた女性のお尻から赤黒い液体が鯨の竜涎香みたいな白い塊にとろとろと流れ出します。その光景の異様さもさることながら白に赤が溶け込むようなコントラストが強烈でした。
結局のところ意味はよくわからないんですけど、このわけのわからぬ不思議さがたまらなく好きなワタシにとっては大満足。一緒に観たお友達は様々な国や文化、時代などがミックスされていると分析してくれました。
意見が共通していたのは、やっぱり驚異的な想像力と造形でしょうか。
アートとして映像作品でここまで圧倒させてくれるひとはなかなかいないでしょう。

マシュー・バーニーがいちばんの目的で行ったのもありますが
書き出したら相当長くなってしまったので、マシュー以外の作品は後日アップします。
今回撮影がOKというのもあって写真もたくさん撮ったので。
というか写真撮影、かなり無我夢中で撮ってました(笑)。

THE CREMASTER CYCLE シリーズの予告編みたいです。



THE CREMASTER CYCLE

THE CREMASTER CYCLE

  • 作者: Matthew Barney
  • 出版社/メーカー: Guggenheim Museum Pubns
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: ハードカバー




今回トリエンナーレに行ってこのDVDは買おうと決めました。

ジ・オーダー from Matthew Barney's Cremaster3

ジ・オーダー from Matthew Barney's Cremaster3

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD



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