So-net無料ブログ作成

あわれ彼女は娼婦 [stage]

物語の舞台は、中世イタリアのパルマ。
誰からも敬愛され将来を嘱望されるジョヴァンニは、実の妹アナベラと恋に落ちる。許されざる行為に悩みながらも、真実の愛に向かう兄妹。束の間の幸せな日々は、アナベラの妊娠によって破滅への道に。二人の関係を隠すため、アナベラはあまたいる求婚者の一人、貴族のソランゾと結婚するが、ソランゾはアナベラの不義を見抜き、怒り狂う。お腹の子供の父親がジョヴァンニであることをソランゾは探り当てたのだが……。

三上博史主演で蜷川幸雄演出の舞台なら観たいなぁと思ったら、もぅとっくにチケットは売り切れていて、ヤフオクでも高値がついていたので観にいけなかった作品でしたが、WOWOWで見ることが出来ました。実は三上博史の舞台は「青ひげ公の城」「ヘドウィグアンドアングリーインチ」と観に行ってます。三上博史がまだトレンディ俳優としてテレビに出てた頃はそれほど注目していませんでしたが、数年前に日テレで浅野温子と共演した「共犯者」での狂気染みたキャラを嬉々と演じてる姿が鮮烈に残って以来、三上博史が気になりだしたりして。ドラマの結末はかなり納得いきませんでしたが、あのドラマのテンションの高さは近年の作品にはなかったのでは。で、今回の「あわれ~」ですが、こういうエグい話だとは知らなかったので結構衝撃的でした。ワタシはてっきり追い詰められたジョヴァンニが妹と赤ん坊を殺めた後に自害するのかと思ってたんですが、さすが血の気の多い肉食人種的なクライマックス、串刺しにした妹の心臓を手に義弟の祝宴に登場したジョヴァンニが「キルビル」のユマ・サーマン並の壮絶な殺戮シーンを繰り広げてます。串刺しにした妹の心臓を食べるジョヴァンニが恐い・・・。ソランゾの元愛人だったヒポリタが毒を盛られてのた打ち回りながら絶命するシーンも恐かったけど。で、出演者の演技ですが、やっぱり三上博史には狂気が似合います。ラストの血塗られた祝宴シーンがまさに三上の真骨頂でしょう。こういうテンションの高いお芝居が上手い(それに似合う)役者って稀有な存在です。対する妹役の深津絵里さんですが、はじめはいかにもお嬢様っぽいカマトトぶった演技が気になりましたが、アナベラの運命が狂い始めて破滅の道を突き進んでいくあたりからお嬢様ぶった演技から豹変してまるで何もかもかなぐり捨てたような激しいお芝居を見せていたのには感心しました。あとカーテンコールのときに三上さんが感極まってちょっと涙ぐんでたように見えた姿が印象的でした。あれだけのものを生み出せた充実感もあるのでしょうが、あれほどのテンションの高さを要求されるお芝居の直後にカーテンコールなんて、なんだか気の毒なくらい。ハイビジョンだったので出演者の汗の一粒一粒までよ~く見えましたが、とにかくもの凄いエネルギーが放出されてた舞台でした。あれだけのエネルギーを毎回放出していたら、ワタシなら廃人になってしまいそうで恐いです。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

美輪明宏 愛の賛歌 [stage]

GWの最終日、銀座ル テアトルにて久々に美輪さんのお芝居を観て来ました。最後はスタンディングオベーションで拍手喝采の嵐。でもワタシはあえてスタンディングオベーションまでしませんでした。だってこのお芝居に1万円の価値があると思えなかったから。美輪さんがピアフの10代から(!!)晩年までを膝下丈のスカートまではいて熱演していましたが、やたらコミカルな演出がどうもワタシにはついてゆけず・・・。それなりに笑えればまだ良いのにくだらないというか退屈すぎて笑う隙もなかったし。美輪さんてシリアスな演出はお嫌いなんでしょうか。ピアフの華麗な恋愛遍歴をいくつかなぞっていたんですが、イブ・モンタン、ボクサーのマルセル、そして最後の夫テオなどこれらの男性たちもピアフが深い愛を注ぐだけの人物に見えないため全く感情移入できず。で、肝心な美輪さんの歌ですが、確かに物凄い迫力は感じるものの、終わりのビブラートの使い方がいつも一緒な気がしてしまって・・・。音程もまったく一緒?に聴こえちゃったのはワタシだけ?しかもピアフの命のがまさに尽きようという時、テオのためにのレッスンを施すシーンなんて、テオ役のヒトの歌の下手さでワタシは一気に興ざめしちゃいましたまだいしだ壱成のテオの方が観れたんじゃないかしら・・・。以前パルコ劇場で観た「椿姫」の方が絢爛豪華なセットや衣装が美輪さんワールドにはまってて良かった気がします。ワタシとしては寺山修司の「毛皮のマリー」や「黒蜥蜴」の妖艶な美輪さんの方が興味あるんですよね。それにしてもこんな辛口評価って、もしかして「アメリカン・アイドル」のサイモン・コーウェルの影響なのでしょうか・・・。

耳が肥えてきたのか、それともワタシの感性が鈍ったのか・・・。どちらにしろ最近ワタシの頭の中はいつもアメアイでいっぱいだったりします。

 

 


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

愛の賛歌 [stage]

きのうPARCOから美輪さんの公演情報が届いていました。

http://www.parco-play.com/web/page/information/ainosanka/

美輪明宏版 愛の讃歌
~エディット・ピアフ物語~

ル・テアトル銀座にて 2006年4月15日(土)~5月10日(水)

S席¥10,000 A席¥8,000 BOX席¥18,000(2名様)(全席指定・税込)
チケット代、高いですね~なので行こうか迷っています・・・。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。