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日本映画 [cinema]

お気づきかもしれませんが、ワタシは滅多に邦画を観ません。
観たとしても年に1本くらい。
ですが、今年はすでに2本も観ちゃいました。
しかもどちらともなかなか良かったのです。
コレって日本映画の質が向上したって事なのでしょうか?
はじめに観たのが「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」。
この主人公(サトエリの妹)の屈折具合が最高です。
姉の奇行(?)を恐怖マンガのネタにしてしまうのにも恐れ入りました(笑)。
サトエリの自己チューでいじわるな性格の悪いネーちゃんも素晴らしいです。
サトエリ、最高!!ワタシ的にはもっとハジけてもらいたかった。
永作博美演じる和合家の長男(永瀬正敏)の嫁も、一見普通そうでちょっと怖いし。
(不気味な人形を楽しそうに作ってる姿とか)
全体的にキャラクターやストーリーを漫画チックにややデフォルメしてるんですけど
こういう歪んだ家族狂騒曲みたいなの、ワタシは大好きです。
この屈折感は日本映画にしか出せない味わいかもしれませんね。
あと、後で知ったんですが、明和電機の社長(土佐信道)が出演してたんですね。
作業着着てなかったんで全然気付かなかったです(笑)。

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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD



もう1本は「おくりびと」、先日劇場で観てきました、母親に誘われて。
死を扱った作品なので、もっとシリアスモードかと思ってたら
モっくんのコミカル演技炸裂で肩透かし食らいました(笑)。
これは作品も良いけど、役者のチカラもおっきいですよね。
特に山崎努、余喜美子なんてハマり役で最高でしたもん。
山崎努、あんなにカッコいいなんて今まで知りませんでした。
こんな存在感と演技力のあるひとが日本にもいるんですね。
ちょっとホレちまいました。
しっかり笑いを取りつつ納棺師としての姿もきっちり演じてるしね。
モッくんの所作の美しさにも驚きました、チェリストと納棺師、両方の姿に。
ただ残念なのが久石譲のこれみよがしに大袈裟に盛り上げようとする音楽
これはアジアの映画やドラマ全般(特に日本、韓国あたり?)に言えることかもしれませんが
音楽の使い方がダサい気がしてしまうんです。
なんというかひと昔前のような、聴いてて気恥ずかしくなっちゃうカンジ。
これはあくまでワタシ個人の感想で、他の人はほとんど気にしないことなんでしょうが、
久石譲の音楽がなければもっと良い映画になったと思うし、
素直に涙を流せたと思うんです。
せっかく感動して泣いてもあの音楽で我にかえってシラけてしまったので。
でもこの映画は納棺師という普段スポットの当たらない人たちをエンターテイメントとして描いたという意味で観る価値の充分ある作品だと思います。
監督が「陰陽師」を撮った滝田洋二郎だったのは驚きでしたが。
でもどちらかといえば「腑抜けども~」のテイストの方がワタシ好みです。

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コメント 2

Hemlock

こんにちは。

「腑抜けども」は本谷有希子の原作ですよね。この人の小説・戯曲は大好きなので、こも映画も興味津々です。

「アジアの映画やドラマは音楽の使い方がダサい」には同感ですねー。なんでああいうわざとらしい音楽を付けるのか・・・返ってシラケちゃう事が多いですよね。メインストリームのハリウッド映画にも言えることかも知れませんが。

by Hemlock (2008-09-18 03:28) 

masumi

Hemlockさま

いつもご訪問ありがとうございますm(_ _)m
「腑抜けども~」ってもともと舞台劇が元になってるって聞いたのですが、ちゃんと本も出版されてるんですね。こういう世界をやや斜めに見てるような、ひねくれ具合がワタシはかなり好きです。本谷さんのほかの著書も読んでみたいと思います。

映画って音楽もかなり重要な役割を持っているから、映画の世界に浸っているところにガッカリするような音楽が流れてくると興ざめしちゃうんですよね。だから映画を作るひとって、映像やストーリーテラーとしてだけでなく、音楽のセンスも問われるから、すご~く難易度の高い仕事かもしれませんね。

by masumi (2008-09-20 06:02) 

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